閑話休題 はじめの一歩 ヴォルグ


本日は

漫画はお休みです。

今回も、日本の漫画アニメに登場するロシアキャラクターを紹介します。今日ご紹介するのは、もはや説明不要の国民的スポーツ漫画、

はじめの一歩の

ヴォルグ・ザンギエフさんです。


本名はアレクサンドル・ヴォルグ・ザンギエフ(ヴォルグは狼という意味です。リングネームかと思っていましたが、ミドルネームのようです。実際にはちょっとあまり無い人名ですが)

ロシアからの出稼ぎボクサーです。

旧ソ連の貧しい母子家庭に生まれたヴォルグは”母を守れるような強い男になる”ことを胸に秘めボクシングを始めた

期待の輸入新人ボクサーとして音羽ジムと契約。アマ時代の戦績は200戦にも上り、快進撃を続けたが、一歩と戦い、敗北。
その後フェザー級日本王者の座を巡って千堂武士と対戦するも、審判のホームタウンディシジョンともとれる判定によって判定負けとなった。
その後ボクシングから離れロシアに帰国したが、最愛の母と死別したことを契機にボクシング界に復帰を決意。日本の一歩を頼りに来日し、鴨川ジムにて再起のための練習に明け暮れた。後に鴨川の旧知のトレーナーである浜団吉を頼ってアメリカに移住し、瞬く間に勝ち進んで世界ランキング1位を獲得するも、

あまりに強過ぎる事などから業界から敬遠され、「無冠の帝王」と呼ばれていた。しかしIBFジュニアライト級世界チャンピオンをタイトルマッチにて撃破し、念願の栄光を勝ち取った。

(ウィキペディア・ピクシブ大百科より引用)


ヴォルグはわりと、連載初期の頃に登場したキャラクターです。(といっても15巻からだけど)

しかし初期のキャラクターの中では、本作での扱いはかなり優遇されていると思います。キャラクター読者アンケートでも毎回上位にいましたし、人気も高いと思われます。


ヴォルグの人気の理由は、

やはり強くて美形で(再登場時には、板垣と顔の区別がつかなくなるけど)、でも純朴。というキャラクター設定にあるかもしれません。

心優しく母親想いという点は主人公の一歩に重なりますし。

しかも常に逆境に立ち向かうところが、好感を持ちます。

アメリカでは、完全アウェイということもあり、かなり辛い状況に追いやられますが、一歩から教わった「大和魂」で、王者にのぼりつめるところは、

もはや、もうひとりの主人公と言っても過言ではありません。


ヴォルグ初登場は90年代初頭。

ツンドラの山に囲まれたロシアの中でもド田舎の地に生まれ、苦労の末、ボクシングで生計を立て、母を支える過去のエピソードが描かれました。

90年代初頭と言えば、ソ連が崩壊したばかりのエリツィン政権の頃です。

崩壊前のソ連はそれは酷い状態でした。町は失業者があふれ、配給は回らず、スーパーに行っても商品がろくに並んでいない、

さらに、追い打ちをかけるように、ロシア国内にハイパーインフレが直撃。国民が貧困にさいなまれる中、汚職と賄賂を繰り返す政治家が腐敗政治を行い、一部の資本家が富を独占し幅を利かせていました。

つまり、ヴォルグの置かれていた状況は、我々日本人が想像もつかないほどの辛く貧しく苦しい(しかも極寒)状況下に置かれていたことが分かります。

とても魅力的なキャラクターなので、また再び、メインエピソードを(短くてもいいから)読みたいところですね。

 

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