3分でわかる!イラク戦争と石油利権

 

石油は常に戦争と結びついている。

アメリカがイラク戦争に踏み切った、真の理由と流れを

ここで説明しておこう。


今からさかのぼること20年前の、2000年。

湾岸戦争以降、経済制裁下に置かれたフセイン政権のイラクは、国連経由でしか石油を外国に売れなくなっていた。

しかし、

「石油代金を今後いっさいドルで受け取らない。」

フセインが突然そう宣言したのだ。

すぐさまフランスのシラク大統領は国連に取り次ぎ、結果、ドルでしか買えなかった石油がユーロでも買えるようになったのである。国連の人道支援「石油と食料の交換」計画もユーロで実施された。

これにはある筋書きがあった。実は事前にイラクに近づき、ユーロでの買取を提案しそそのかしたのは実はフランスだったのだ。フランスの目的は、現在の基軸通貨に、ドルを引きずり下ろし、かわりにユーロを覇権にさせたかったからなのである。

 

(基軸通貨とユーロについてはこちらからご覧下さい。)

これには子ブッシュ政権のアメリカも恐れおののいた。

このイラクによるユーロでの石油取引をきっかけに、連鎖的に、他国もドルでなく、ユーロで取引し始め、結果、それがスタンダードになってしまう可能性もありえるからだ。そうなるとアメリカの世界経済覇権と石油利権に暗雲が立ち込めてしまう。

 

なんとかしてイラクを叩き潰しておかなければならない。しかし、

「イラクはドルではなく、ユーロで石油を売り始めたから戦争する」という「ドル基軸通貨体制防衛」

の名目では、善良なアメリカ国民も全世界の人々も納得するはずはない。

そこでアメリカは、

「恐ろしい独裁者がイラク国民を虐殺している」とか「世界を脅かす大量破壊兵器を隠しもっている」という理由を掲げることにしたのだ。

こうしてまんまと、人道的理由を強調したことにより、兵士たちの戦意も高揚でき、国民に開戦を納得させられたのだった。

 

その後のアメリカがたどった道については、こちらの過去漫画をお読みください。

 


 

 

 

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