帝政ロシアンボンバ(ダメ)

 

貴族たちがピョートルも旅に出る、という提案に猛反対したのも当然である。これまでのロシアの長い歴史の中で、祖国の国境を越えたものはただの一人しかいなかったのである。(1075年キエフ大公イジャスラーフが皇帝ハインリヒ4世と会うためマイツンツに訪れたことぐらい。)

ヨーロッパの国々で外国に赴くことが好奇心を満足させる正当な手段であるとすれば、それと違ってロシアでは国境を越えよう夢見ること自体が、すでに裏切りなのであった。

 

アンリ・トロワイヤ著「大帝ピョートル」より引用




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