3分で分かる!冷戦、ソ連崩壊

ソ連とは

ソビエト社会主義共和国連邦の略で、20世紀ユーラシアにあった、ロシアを中心とし、その他周辺国が家族のように構成された、社会主義体制の連邦国家のことです。連邦国家に関しては、過去漫画(セルビアボンバをお読みください。)

1917年、第一次世界大戦によって、ロシアの国力が低下した上に、王族、貴族と、労働者との経済格差が最悪なレベルまでに広がり、とうとう労働者たち及びインテリたちの怒りは頂点に。労働者率いる、革命家レーニンたちによって王制は倒されました。

その後、革命が世界的に広がるのを恐れた、資本主義体制の外国勢力と対決し、その戦争にレーニンらは勝利しました。周辺国のベラルーシ、.ウクライナ、グルジア、アルメニア、アゼルバイジャンもソビエトに吸収。

こうして世界初の、社会主義国として

ソビエト連邦は誕生しました。

社会主義については過去記事漫画をお読みください。

最初のソビエトの指導者であるレーニンが亡くなった後、スターリンが独裁政治を敷き、工業・農業・国防の増進を図ることに成功。世界はソ連を国家承認をせざるを得ないほど、ソ連の経済は膨らんでいったのです。


さらには第二次世界大戦ではナチス・ドイツと共謀してポーランドとバルト三国を分割・併合。

そして戦後には、東ドイツ、ブルガリア、ルーマニア、ハンガリー、チェコスロヴァキア、東ドイツ、を支配下(ソ連の構成国ではなく、舎弟のような国)に置いたのです。

しかし、社会主義体制の、ライバルである資本主義体制の、米国 率いる西側諸国は、ソ連の世界的影響をこれ以上拡大させたくありませんでした。

他国(発展途上国)を舞台に、代理戦争を行ったり、核兵器開発を競い合ったり、と米ソ直接的対決を避けながら世界を二分するほどの緊張状態が続きました。これを

冷戦

と言います。

さて、ここからは『ソビエトボンバ』の漫画内でも描かれたことが続きます。ゴルバチョフがソ連国家元首となり、巨大な構造改革を図りますが、失敗。ソ連は国家経営を維持できなくなり、構成国はそれぞれ独立、ソビエト共産党は解散し、崩壊。

と、言ったわけですが、

『ソビエトボンバ』では、漫画として分かりやすく面白くしたいという理由もあって、時系列をシャッフルし、大胆な解釈や、オリジナル要素、政治ジョークを織り交ぜました。

ですから、混乱しないように、改めて、ゴルバチョフ登場からの時系列を

スッキリまとめてみようと思います。


1985年、ゴルバチョフ、ソ連書記長に就任。

同年、米国と冷戦終結への協議開始。(この時点では米国大統領はレーガン。)

同年、ゴルバチョフ、禁酒令を発足。

1986年、ゴルバチョフ、巨大な構造改革ペレストロイカを提唱。

同年、4月、チェルノブイリ原発事故発生。

同年7月、ソ連軍、アフガン撤退。決裂していた中国との関係改善。

しかし、いつまでたってもソ連の経済は停滞したまま。技術革新に対応もできなかったうえに、労働者の労働意欲もあがらないままだったからです。物価は上がり、商品がろくに店先に並ばなくなりました。

1987年、ペレストロイカの失敗を非難したエリツィンをゴルバチョフは解雇。

1989年、ソ連の仲間であった東ドイツが社会主義から脱却。ベルリンの壁崩壊。東西ドイツが統合。

同年、マルタ会談にてゴルバチョフとパパブッシュが冷戦の終結を宣言するのでした

1990年、ゴルバチョフ、ノーベル平和賞受賞。

同年、同じくソ連の仲間であったバルト三国が、ソ連から独立。

かつてのソ連の権威や影響力は地に落ち、もはや独立していく国々を引き留める力さえなく、ただ手をこまねいているだけでした。

1990年、求心力を失ったゴルバチョフはより大きな指導力を得ようと、「書記長」をなくし、新たに「大統領制」を設置。

ソ連の最初で最後の大統領に就任しました。

一方、

1991年、エリツィンが、ソ連邦内の自治国であるロシア共和国の大統領にわずかな期間ですが、就任。

1991年、8月クーデター勃発。

クーデターに感づいたエリツィンはモスクワの街頭で、戦車に乗り込み、市民たちにゴルバチョフ救出を演説。

無事、ゴルバチョフは解放され、ヤナーエフ率いる保守派クーデターグループは逮捕。

この事件によりソ連共産党の信用は完全になくなり、党内でも分裂、対立を繰り返し、結局党がまとまることができないまま、

共産党は解散、ゴルバチョフは辞任。

こうして、長い長いソ連の歴史は幕を閉じたのでした。


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